バーチャルレストランの市場規模
公開日: |更新日:
外食産業の業態の中でも、バーチャルレストランなどのフードデリバリーサービス事業は、世界的にもその市場を拡大させています。
バーチャルレストラン(ゴーストレストラン)と世界の市場規模

UberEatsなどのフードデリバリーサービス事業は、海外ではすでに主流のビジネス業態です。
世界のオンライン・フードデリバリーサービスの市場は、2030年までに2018年度のおよそ10倍の3650億ドル。
日本円にする約41兆2000億円という規模にまで膨れあがるといわれています。
参照元:客席なしの「ゴーストレストラン」。オンラインデリバリー専門店が続々(https://www.businessinsider.jp/post-180057)
バーチャルレストラン(ゴーストレストラン)と日本の市場規模

世界に対して日本では、まだオンラインによるフードデリバリーサービスの歴史は浅く、利用率もまだまだ高いとは言えません。
しかし、海外からの進出があって以降、その市場規模は確実に増加しています。
コロナ禍という特殊な状況も加わり、市場拡大はますます勢いを増し、急速に成長を続けている事業となっています。
バーチャルレストラン(ゴーストレストラン)と問い合わせ数の推移

バーチャルレストランのフランチャイズ事業をしている事業者に対し、開業に関する問い合わせが、今年に入って急激に伸びています。
その理由として挙げられるのが、やはりコロナ感染症です。
長引くコロナの流行で疲弊した飲食店が、新たな収入源として売上向上を目指してバーチャルレストランを検討している表れといえます。
参照元:コロナ禍でも売上をつくる!フードデリバリーに特化した「バーチャルレストラン」大阪でFC加盟店募集 (https://eatas.jp/article/1438)
バーチャルレストラン(ゴーストレストラン)と店舗数の推移

店舗数に関しても問い合わせの数と同じく、短い期間で急速な伸びをみせています。この店舗数の推移は、コロナ禍で売り上げが激減した飲食店がいかに多いかを表しています。
売上が減ってしまった店舗で、新たにバーチャルレストランを立ち上げたお店には、プラス2割程度売上が回復した、という報告も上がっています。
参照元:コロナ禍でも売上をつくる!フードデリバリーに特化した「バーチャルレストラン」大阪でFC加盟店募集 (https://eatas.jp/article/1438)
バーチャルレストラン(ゴーストレストラン)の未来

コロナ禍で外食産業は非常に苦しい状況に置かれており、現状を打開し売上回復に努めたい飲食店の取り組みとして、バーチャルレストランは急速に市場規模を拡大中。
海外と比べると、日本の市場はまだ伸びしろがあるといわれ、世界中の事業者からも新たな市場として注目されています。
おすすめバーチャルレストラン2選
バーチャルレストランのパートナー募集をしている企業19社のうち、公式サイトに初期費用と月額費用の記載がある2社をピックアップ。費用の安い順に紹介していきます。(2021年2月時点)
-
流行りの唐揚げデリバリー株式会社Globrige参照元:からあげ専門店あげたて
(https://www.globridge.co.jp/brand-list/東京からあげ専門店あげたて/)初期費用- 加盟金
- 5.5万円
- 保証金
- 0円
- 研修費
- 0円
※実施中のキャンペーンはありません
月額費用- ロイヤリティ
- 0円
- システム使用料
- 20%
- UberEats使用料
- 35%
-
うなぎのファーストフード店G-FACTORY株式会社参照元:宇名とと
(http://www.unatoto.com/menu/)初期費用- 加盟金
- 100万円※
- 保証金
- 100万円※
- 研修費
- 0円
※公式HPに税表記はありませんでした
※実施中のキャンペーンはありません
月額費用- ロイヤリティ
- 5万円
- システム使用料
- 不明
- UberEats使用料
- 35%
※2021年9月16日時点でUberEats使用料が公式HPで確認できませんでした