バーチャルレストランの仕組み
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オンライン上のフードデリバリーサービスを展開する「バーチャルレストラン」は、どのような仕組みで運営されているのでしょうか。
バーチャルレストラン(ゴーストレストラン)開業の仕組み
バーチャルレストランを開業するには、調理をするシェフとキッチンがあれば可能になります。つまり、既存店のキッチンと活用して開業することも可能。
ただしそれには、オンライン上に既存店とは異なる新たな店舗を立ち上げることが条件となりますので、既存店とは異なる業態での参入が必須となります。
既存のフードデリバリーとの違い
フードデリバリーサービスは、お蕎麦屋さんの出前、ファミリーレストランの宅配サービス、宅配ビザなど、従来の店舗でも、行っているところが多くあります。
既存サービスとバーチャルレストランとの違いは、店舗で注文を受ける、自社配送をしている、既存店舗と同じ業態であることです。
バーチャルレストラン(ゴーストレストラン)注文の仕組み
利用者からの注文は、開業時に登録したフードデリバリー事業者のアプリに入ります。
すると今度は、フードデリバリー事業者から店舗に設置されたタブレットに注文が表示され、シェフがそれに従い、調理と使い捨て容器への盛り付けを行います。
それを時間にやってきた配達スタッフに渡し、配送を行う仕組みになっています。
フードデリバリー事業者の仕組み
バーチャルレストランを開業するために欠かせないのが、UberEats、出前館など、フードデリバリー事業者への登録です。
フードデリバリー事業者は、宣伝広告・注文受注・配達・決済の機能を全て店舗に代わって代行する仕組みを持っています。
そのため店舗では、調理をすることにだけ専念することができます。
バーチャルレストラン(ゴーストレストラン)決済の仕組み
注文された商品の決済は、クレジットカードによる決済となっています。利用者はアプリで注文する際に、クレジットカードの情報登録も行います。
料金はそこから自動で引き落とされ、一旦フードデリバリー事業者へ入金。フードデリバリー事業者から店舗へと振り込まれる仕組みです。
おすすめバーチャルレストラン2選
バーチャルレストランのパートナー募集をしている企業19社のうち、公式サイトに初期費用と月額費用の記載がある2社をピックアップ。費用の安い順に紹介していきます。(2021年2月時点)
-
流行りの唐揚げデリバリー株式会社Globrige初期費用
- 加盟金
- 5.5万円
- 保証金
- 0円
- 研修費
- 0円
※実施中のキャンペーンはありません
月額費用- ロイヤリティ
- 0円
- システム使用料
- 20%
- UberEats使用料
- 35%
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うなぎのファーストフード店G-FACTORY株式会社初期費用
- 加盟金
- 100万円※
- 保証金
- 100万円※
- 研修費
- 0円
※公式HPに税表記はありませんでした
※実施中のキャンペーンはありません
月額費用- ロイヤリティ
- 5万円
- システム使用料
- 不明
- UberEats使用料
- 35%
※2021年9月16日時点でUberEats使用料が公式HPで確認できませんでした