バーチャルレストランの設備
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既存の設備(調理場所など)がある場合と、既存の設備がない場合で、開業する時に必要な準備について調べてみました。
バーチャルレストラン(ゴーストレストラン)開業の設備がある場合
既存の設備を活かす方法

バーチャルレストランはオンライン上でのみ存在する店舗になりますので、現在営業している既存店舗の設備や人員をそのまま活用することも可能です。
受注・配達・決済などは、デリバリー代行アプリが全て行ってくれますので、既存店舗を営業しながらでも導入していきやすく、コロナ禍で空いてしまった時間を有効活用できます。
設備を借りる方法

既存店舗の調理場があるといっても、バーチャルレストランを開業するためには、既存店舗とは別の業態で営業する必要があります。
調理のための設備が足りない場合もあります。フランチャイズ本部では、専門の調理機器を貸与してくれるところも少なくありません。
バーチャルレストラン(ゴーストレストラン)開業の設備がない場合
飲食店営業許可のある調理場所を準備

キッチンを新たに確保する場合、そこが飲食店として営業許可されているかどうかが重要になります。
もしも許可がない場所で開業すると、無許可営業となってしまい、法律違反となってしまいます。
開業するための物件を選ぶ際には、飲食店営業許可が下りている物件であることを、しっかりと確認したうえで契約を検討していきましょう。
デリバリーに適した立地を確保

デリバリー専門となるバーチャルレストランの場合、起点となる調理場所を確保する際、立地的には駅から近い場所が営業には有利だとされています。
その理由は、配達を担当するデリバリースタッフの多くは、駅付近で待機していることが多いためです。
つまり、駅から近いほど配送距離が短くなり、料金も安く済むことが期待できるからです。
ネット環境(Wi-Fi環境)の整備

すべてオンライン上で受注などが行われるバーチャルレストランの場合、インターネットのWi-Fi環境が整っているかどうかは重要です。
ネット環境が不安定だと、せっかくのオーダーを取り逃がす可能性があり、大きな損失を生むことにつながってしまいます。
物件選びの際には、ネット環境についてしっかりと確認してください。
おすすめバーチャルレストラン2選
バーチャルレストランのパートナー募集をしている企業19社のうち、公式サイトに初期費用と月額費用の記載がある2社をピックアップ。費用の安い順に紹介していきます。(2021年2月時点)
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流行りの唐揚げデリバリー株式会社Globrige参照元:からあげ専門店あげたて
(https://www.globridge.co.jp/brand-list/東京からあげ専門店あげたて/)初期費用- 加盟金
- 5.5万円
- 保証金
- 0円
- 研修費
- 0円
※実施中のキャンペーンはありません
月額費用- ロイヤリティ
- 0円
- システム使用料
- 20%
- UberEats使用料
- 35%
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うなぎのファーストフード店G-FACTORY株式会社参照元:宇名とと
(http://www.unatoto.com/menu/)初期費用- 加盟金
- 100万円※
- 保証金
- 100万円※
- 研修費
- 0円
※公式HPに税表記はありませんでした
※実施中のキャンペーンはありません
月額費用- ロイヤリティ
- 5万円
- システム使用料
- 不明
- UberEats使用料
- 35%
※2021年9月16日時点でUberEats使用料が公式HPで確認できませんでした